ソニックを中心に小説を書いています。R18も掲載するので、注意を。※当サイトはリンクフリーです。何かあった場合は sonadow2010@yahoo.co.jp まで。
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ソニナコ小説
こちらはコスチュームプレイとなっております。
見たくない!など思ったらバーック!
見たくない!など思ったらバーック!
儀式というものは大変なものだ。
自分の嫌な事も、成し遂げなければならないから。
『御子の定め』
「ふあ、ぁ~・・・。」
大きな口をあけ、欠伸をするナックルズ。
今日も何もなく、マスターエメラルドを守れたと安心したら
どっと、疲れが出てきたのだ。
「・・・に、しても・・・暇だ・・・。」
1日、2日ならまだしもこの状態が続いて早1ヶ月。
流石のナックルズも退屈になってしまっていた。
「そうだな~・・・、ん・・・?待てよ・・・。」
疑問を抱きながら、ナックルズは祭壇の周りを歩く。
「そういえば、今年の儀式がまだだったな・・・。」
ナックルズ族に伝わる、エメラルドを祭る儀式、
そして、天災が起こらないようにと祈る儀式なのだ。
「それに今年は・・・。」
これから起こることを予測したナックルズは、大きくため息をついた。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
「・・・っし、これで終わりか・・・?。」
満月の夜、たいまつを燃やして祭壇へ歩き出すナックルズ。
振袖に似た服を着て、恥ずかしそうにしている姿は儀式とは程遠かった。
「くそう、こんな格好・・・俺には、似合わねぇっつーの・・・。」
半ば俯き加減で、儀式を進めていく。
邪魔も入らず、順調にこなしていく・・・予定だった。
「Hey、ナッコォズ!。」
「・・・!。」
本当に迂闊だった。
まさか1番見られたくないやつに1番恥ずかしい格好を見られていることが。
「な、な・・・、何だよ!!。」
動揺してしまい、言葉が詰まってしまう。
「だってよー、走ってたら夜なのにここだけ明るかったんだぜ?。」
「だ、だからって・・・!。」
とにかく今、本当に逃げたいと思った。
しかし儀式の途中だ、中断すれば本当に何が起こるか予想できない。
仕方なく、ソニックを無視して儀式を続けようとするのだが、
話しかけてきたり、ちょっかいをかけてきたりしてきて
集中などできるわけがなかった。
「・・・ソニック・・・。」
「?。」
急に真面目な声が出て、ソニックも動揺した。
普段、こんな声を聞いたことがなかったから。
「俺は・・・この儀式を完成させないといけないんだよ。
・・・じゃないと、天災とか起こっちまうんだ。」
ゆっくりと、儀式の説明をした。
とにかく、この儀式だけは、と。
「・・・ナッコォズ・・・。」
ぽんっ、と大きな手が頭にあたる。
殴っているのではない、本当に優しくなでているような。
「オマエさー、本当にそんなこと信じてるわけ?。」
「なっ・・・、・・・。」
確信を突かれてしまった。
本当は無意味なのかもしれないと、わかっていた。
でもやらないと、という使命感がナックルズを襲うのだ。
怖くて、怖くて。
「・・・ナックルズ。」
久しぶりにその名前で呼んだと思ったら、いつの間にか抱きしめられていた。
ぎゅう、と抱きしめられ伝わる、ソニックの温もりがやけに心地いい。
「信じてるのはいいけどさ、真面目すぎるのもどうかと思うぜ?
怖いのもわかるけどさー・・・、ナックルズは休みを知らないからな・・・。」
「休み・・・?。」
理解するまで時間かかったが、構わずソニックは言葉をつなげた。
「一族の罪とかさ、何でオマエが背負わないといけないわけ?
ナッコォズは何も悪くないのにさ。
それがオレには分からねぇんだよ。
・・・オマエが、全部背負う必要なんてないんだよ。
苦しかったら、オレがいるだろ?。」
目線が合うと、ニッといつものソニックが笑っていた。
その笑顔に、自然と嬉しくなってしまいナックルズも笑う。
いつの間にか、他愛もない話をしていて夜深く。
多分、今は深夜帯なのだろう。
本当に楽しい時間を過ごして、忘れてしまっていた。
ナックルズは慌てて用意して、儀式を始める。
その様子を見ているソニックの目には、
きっといい風に映っているのだろう。
「~・・・。」
何を唱えているのか、ソニックには分からなかった。
多分、先祖の時代にあった言葉なのだろう、と
自分で無理やりリンクさせた。
「・・・ソニック、来いよ。」
結局、儀式の手伝いと称してソニックにも服を着せた。
細い体に纏い付く、布生地の服は
体のラインを柔らかく見せた。
「OK・・・。」
改まっているのか、緊張してるソニック。
あんなヘラヘラとしてたソニックでさえ、一族の儀式というものは
敷居が高いのだろう。
「・・・んで、オレは何をすればいいんだ?」
「ああ・・・そ、それはだな・・・。」
赤いカーペットの上、エメラルドの光とたいまつの炎。
明るすぎるのではないか、と思うぐらい本当にまぶしかった。
ごろん、と横になるナックルズに
ソニックは意味不明、と言いたげな顔をする。
「・・・ソニック・・・。」
緊張して、顔を真っ赤に染めて。
「俺と・・・性交を・・・」
「は?」
「だからっ!・・・俺を抱いてくれって言ってるんだよ・・・!」
ソニックは本当に意味が分からなかった。
抱いてくれとか、そんな事いわれるとも思わなかったし
第一、2人とも男同士だ。
「本当は・・・、この儀式は女がやらないといけないんだ。
でも俺しかいない・・・受ける側をやらないといけないんだ」
「What?・・・何が言いたいんだよ・・・?」
「・・・ここまで言って分からないのかよ・・・!
その、あれだ・・・、・・・。」
何が言いたいか、頭まで出てたのに忘れてしまった。
真っ白になっていて、あたふたとしてしまう。
ソニックもその様子に動揺はしていただろう。
「・・・俺の中に、お前の・・・。」
「・・・まさか、ナコォズ・・・、これって・・・」
「ああ・・・、安産の儀式だよ・・・」
固まってしまった。
しばしの沈黙は、2人にとって長いものに感じた。
幸い、誰にも聞かれてなかったからまだいいものの
本当に聞かれていたら羞恥で死ねるかもしれない。
「でも、何でオレ・・・?」
「お前ぐらいしか・・・、俺を抱けるやついねえだろうが・・・!」
ボッ、と爆発する音が聞こえるぐらい真っ赤に燃え上がる。
熱くて、熱くて本当に溶けてしまいそうだ。
「・・・分かった・・・。」
それだけを言うと、ソニックはナックルズを抱きよせた。
明らかに高鳴っている、鼓動。
ドクン、ドクンと伝わってくる。
ソニックなりの配慮だろう。
男が男に抱かれるなんて、考えたくもないだろうと。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
「っ、ふ・・・は・・・。」
「っ・・・。」
舌を絡めるキスから始まった。
ちゅぷ、と聞こえる音が聞こえてきて恥ずかしい。
それと同時に、力が抜けてくる。
肩から力が抜け、ほわほわと浮いてる感覚になる。
それが少し怖くて、ソニックに抱きついた。
「・・・どうしたんだよ、ナコォズらしくないぞ・・・?」
「・・・」
黙ったまま、力が抜けた腕で精一杯抱きつくと
ソニックはそれを引き剥がした。
顔と顔が異様に近く、頭がくらくらする。
「・・・ま、オレは・・・」
後半は聞こえなかった、が明らかにサドスティックな言葉を述べたのだろう。
聞こえなかったから聞きたいのと、恥ずかしくて聞きたくないと交わり
胸が、頭が交差した。
「・・・ソニ・・・ッ・・・」
熱い息を漏らし、名前を呼んでみる。
すると大きな手で体中を触られた。
ピクン、と反応する姿を見たソニックは
面白そうに、そこばかりを攻め立てる。
「っは、あっ・・・あ・・・」
男だからといって、胸がないわけではないのだが
吸われると妙に変な感覚に陥る。
「ナコ・・・可愛いぜ・・・」
「言うなっ!・・・あ・・・」
反抗しようとしたら、起立を握られて言葉が出なかった。
親指で先端をこねくり回し、残りの4本で上下に擦る。
普段、自分自身は自慰をしない。
だからこそ、より一層快感が強まった。
「・・・sweet・・・」
指をペロリ、と舐めるとこを見せられ恥ずかしさのあまり死にそうになった。
大きな手で顔を隠そうとするが、それも叶わず。
「・・・指、入れるぞ・・・?」
「ばっ、ま・・・あっ、ぐ・・・!」
またしても言い終わる前に、突き入れられた。
苦しいほどの圧迫感と、出そうとする力が指に伝わってくる。
「ナコ・・・痛むか・・・?」
普段のソニックなら聞かないだろう。
いつも自分勝手で、自由だから。
それに急に優しくされると、どう対応すればいいのか分からない。
クチュ・・・、と静かだが卑猥な音が聞こえる。
優しくされると、本当にソニックか疑いたくなった。
「・・・ナコ、こんな・・・」
何を言おうと、今のナックルズには聞こえない。
一生懸命に、ただ一生懸命に享受するために。
「っ、・・・あっ・・・は・・・ぁ・・・!」
上りつめているのが分かり、指を引き抜いた。
ヒクヒクと動くそこが何とも厭らしい。
「ソニ・・・ソニ・・・」
いつの間にか、儀式なのか分からなくなっていたのかもしれない。
周りから見れば、本当の愛人同士なのだろう、と。
ズクン、と鈍い痛みと同時に入ってくる。
熱くて、熱くてー、本当に死んでしまいそうだった。
「cute・・・」
「なっ、はあ・・・!あっぐ・・・ふぁ・・・ん!」
何が言いたいのか分からなかったが、その前に激しく揺すられた。
生き物全員、我慢の限界がある。
きっとソニックは一生懸命、我慢していてくれたのだろうと思うと
妙に罪悪感がこみ上げてきた。
「ナッコ・・・ナコ・・・ォズ・・・」
名前を何度も呼ばれ、だらしなく果てた。
熱く流れてくるソニックの白濁を感じながら
2人とも広くて暗い闇の中へ落ちていったー。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
「ナコォズ・・・」
「な、何だよ・・・」
「オレ、本当は・・・」
「・・・?」
「・・・やっぱ、何でもねぇ・・・」
好きだなんて言えなかったー。
好きだからこそ、抱けたんだと。
ソニックは珍しく、ため息をついて
ふわりと寝転んだ。
その横には、先ほど儀式を頑張ったナックルズがいて。
「Thenks,ナコォズ・・・」
そっと唇にキスをして、帰っていった。
まるで、事後の恋人同士のようにー。
~end~
自分の嫌な事も、成し遂げなければならないから。
『御子の定め』
「ふあ、ぁ~・・・。」
大きな口をあけ、欠伸をするナックルズ。
今日も何もなく、マスターエメラルドを守れたと安心したら
どっと、疲れが出てきたのだ。
「・・・に、しても・・・暇だ・・・。」
1日、2日ならまだしもこの状態が続いて早1ヶ月。
流石のナックルズも退屈になってしまっていた。
「そうだな~・・・、ん・・・?待てよ・・・。」
疑問を抱きながら、ナックルズは祭壇の周りを歩く。
「そういえば、今年の儀式がまだだったな・・・。」
ナックルズ族に伝わる、エメラルドを祭る儀式、
そして、天災が起こらないようにと祈る儀式なのだ。
「それに今年は・・・。」
これから起こることを予測したナックルズは、大きくため息をついた。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
「・・・っし、これで終わりか・・・?。」
満月の夜、たいまつを燃やして祭壇へ歩き出すナックルズ。
振袖に似た服を着て、恥ずかしそうにしている姿は儀式とは程遠かった。
「くそう、こんな格好・・・俺には、似合わねぇっつーの・・・。」
半ば俯き加減で、儀式を進めていく。
邪魔も入らず、順調にこなしていく・・・予定だった。
「Hey、ナッコォズ!。」
「・・・!。」
本当に迂闊だった。
まさか1番見られたくないやつに1番恥ずかしい格好を見られていることが。
「な、な・・・、何だよ!!。」
動揺してしまい、言葉が詰まってしまう。
「だってよー、走ってたら夜なのにここだけ明るかったんだぜ?。」
「だ、だからって・・・!。」
とにかく今、本当に逃げたいと思った。
しかし儀式の途中だ、中断すれば本当に何が起こるか予想できない。
仕方なく、ソニックを無視して儀式を続けようとするのだが、
話しかけてきたり、ちょっかいをかけてきたりしてきて
集中などできるわけがなかった。
「・・・ソニック・・・。」
「?。」
急に真面目な声が出て、ソニックも動揺した。
普段、こんな声を聞いたことがなかったから。
「俺は・・・この儀式を完成させないといけないんだよ。
・・・じゃないと、天災とか起こっちまうんだ。」
ゆっくりと、儀式の説明をした。
とにかく、この儀式だけは、と。
「・・・ナッコォズ・・・。」
ぽんっ、と大きな手が頭にあたる。
殴っているのではない、本当に優しくなでているような。
「オマエさー、本当にそんなこと信じてるわけ?。」
「なっ・・・、・・・。」
確信を突かれてしまった。
本当は無意味なのかもしれないと、わかっていた。
でもやらないと、という使命感がナックルズを襲うのだ。
怖くて、怖くて。
「・・・ナックルズ。」
久しぶりにその名前で呼んだと思ったら、いつの間にか抱きしめられていた。
ぎゅう、と抱きしめられ伝わる、ソニックの温もりがやけに心地いい。
「信じてるのはいいけどさ、真面目すぎるのもどうかと思うぜ?
怖いのもわかるけどさー・・・、ナックルズは休みを知らないからな・・・。」
「休み・・・?。」
理解するまで時間かかったが、構わずソニックは言葉をつなげた。
「一族の罪とかさ、何でオマエが背負わないといけないわけ?
ナッコォズは何も悪くないのにさ。
それがオレには分からねぇんだよ。
・・・オマエが、全部背負う必要なんてないんだよ。
苦しかったら、オレがいるだろ?。」
目線が合うと、ニッといつものソニックが笑っていた。
その笑顔に、自然と嬉しくなってしまいナックルズも笑う。
いつの間にか、他愛もない話をしていて夜深く。
多分、今は深夜帯なのだろう。
本当に楽しい時間を過ごして、忘れてしまっていた。
ナックルズは慌てて用意して、儀式を始める。
その様子を見ているソニックの目には、
きっといい風に映っているのだろう。
「~・・・。」
何を唱えているのか、ソニックには分からなかった。
多分、先祖の時代にあった言葉なのだろう、と
自分で無理やりリンクさせた。
「・・・ソニック、来いよ。」
結局、儀式の手伝いと称してソニックにも服を着せた。
細い体に纏い付く、布生地の服は
体のラインを柔らかく見せた。
「OK・・・。」
改まっているのか、緊張してるソニック。
あんなヘラヘラとしてたソニックでさえ、一族の儀式というものは
敷居が高いのだろう。
「・・・んで、オレは何をすればいいんだ?」
「ああ・・・そ、それはだな・・・。」
赤いカーペットの上、エメラルドの光とたいまつの炎。
明るすぎるのではないか、と思うぐらい本当にまぶしかった。
ごろん、と横になるナックルズに
ソニックは意味不明、と言いたげな顔をする。
「・・・ソニック・・・。」
緊張して、顔を真っ赤に染めて。
「俺と・・・性交を・・・」
「は?」
「だからっ!・・・俺を抱いてくれって言ってるんだよ・・・!」
ソニックは本当に意味が分からなかった。
抱いてくれとか、そんな事いわれるとも思わなかったし
第一、2人とも男同士だ。
「本当は・・・、この儀式は女がやらないといけないんだ。
でも俺しかいない・・・受ける側をやらないといけないんだ」
「What?・・・何が言いたいんだよ・・・?」
「・・・ここまで言って分からないのかよ・・・!
その、あれだ・・・、・・・。」
何が言いたいか、頭まで出てたのに忘れてしまった。
真っ白になっていて、あたふたとしてしまう。
ソニックもその様子に動揺はしていただろう。
「・・・俺の中に、お前の・・・。」
「・・・まさか、ナコォズ・・・、これって・・・」
「ああ・・・、安産の儀式だよ・・・」
固まってしまった。
しばしの沈黙は、2人にとって長いものに感じた。
幸い、誰にも聞かれてなかったからまだいいものの
本当に聞かれていたら羞恥で死ねるかもしれない。
「でも、何でオレ・・・?」
「お前ぐらいしか・・・、俺を抱けるやついねえだろうが・・・!」
ボッ、と爆発する音が聞こえるぐらい真っ赤に燃え上がる。
熱くて、熱くて本当に溶けてしまいそうだ。
「・・・分かった・・・。」
それだけを言うと、ソニックはナックルズを抱きよせた。
明らかに高鳴っている、鼓動。
ドクン、ドクンと伝わってくる。
ソニックなりの配慮だろう。
男が男に抱かれるなんて、考えたくもないだろうと。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
「っ、ふ・・・は・・・。」
「っ・・・。」
舌を絡めるキスから始まった。
ちゅぷ、と聞こえる音が聞こえてきて恥ずかしい。
それと同時に、力が抜けてくる。
肩から力が抜け、ほわほわと浮いてる感覚になる。
それが少し怖くて、ソニックに抱きついた。
「・・・どうしたんだよ、ナコォズらしくないぞ・・・?」
「・・・」
黙ったまま、力が抜けた腕で精一杯抱きつくと
ソニックはそれを引き剥がした。
顔と顔が異様に近く、頭がくらくらする。
「・・・ま、オレは・・・」
後半は聞こえなかった、が明らかにサドスティックな言葉を述べたのだろう。
聞こえなかったから聞きたいのと、恥ずかしくて聞きたくないと交わり
胸が、頭が交差した。
「・・・ソニ・・・ッ・・・」
熱い息を漏らし、名前を呼んでみる。
すると大きな手で体中を触られた。
ピクン、と反応する姿を見たソニックは
面白そうに、そこばかりを攻め立てる。
「っは、あっ・・・あ・・・」
男だからといって、胸がないわけではないのだが
吸われると妙に変な感覚に陥る。
「ナコ・・・可愛いぜ・・・」
「言うなっ!・・・あ・・・」
反抗しようとしたら、起立を握られて言葉が出なかった。
親指で先端をこねくり回し、残りの4本で上下に擦る。
普段、自分自身は自慰をしない。
だからこそ、より一層快感が強まった。
「・・・sweet・・・」
指をペロリ、と舐めるとこを見せられ恥ずかしさのあまり死にそうになった。
大きな手で顔を隠そうとするが、それも叶わず。
「・・・指、入れるぞ・・・?」
「ばっ、ま・・・あっ、ぐ・・・!」
またしても言い終わる前に、突き入れられた。
苦しいほどの圧迫感と、出そうとする力が指に伝わってくる。
「ナコ・・・痛むか・・・?」
普段のソニックなら聞かないだろう。
いつも自分勝手で、自由だから。
それに急に優しくされると、どう対応すればいいのか分からない。
クチュ・・・、と静かだが卑猥な音が聞こえる。
優しくされると、本当にソニックか疑いたくなった。
「・・・ナコ、こんな・・・」
何を言おうと、今のナックルズには聞こえない。
一生懸命に、ただ一生懸命に享受するために。
「っ、・・・あっ・・・は・・・ぁ・・・!」
上りつめているのが分かり、指を引き抜いた。
ヒクヒクと動くそこが何とも厭らしい。
「ソニ・・・ソニ・・・」
いつの間にか、儀式なのか分からなくなっていたのかもしれない。
周りから見れば、本当の愛人同士なのだろう、と。
ズクン、と鈍い痛みと同時に入ってくる。
熱くて、熱くてー、本当に死んでしまいそうだった。
「cute・・・」
「なっ、はあ・・・!あっぐ・・・ふぁ・・・ん!」
何が言いたいのか分からなかったが、その前に激しく揺すられた。
生き物全員、我慢の限界がある。
きっとソニックは一生懸命、我慢していてくれたのだろうと思うと
妙に罪悪感がこみ上げてきた。
「ナッコ・・・ナコ・・・ォズ・・・」
名前を何度も呼ばれ、だらしなく果てた。
熱く流れてくるソニックの白濁を感じながら
2人とも広くて暗い闇の中へ落ちていったー。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
「ナコォズ・・・」
「な、何だよ・・・」
「オレ、本当は・・・」
「・・・?」
「・・・やっぱ、何でもねぇ・・・」
好きだなんて言えなかったー。
好きだからこそ、抱けたんだと。
ソニックは珍しく、ため息をついて
ふわりと寝転んだ。
その横には、先ほど儀式を頑張ったナックルズがいて。
「Thenks,ナコォズ・・・」
そっと唇にキスをして、帰っていった。
まるで、事後の恋人同士のようにー。
~end~
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