ソニックを中心に小説を書いています。R18も掲載するので、注意を。※当サイトはリンクフリーです。何かあった場合は sonadow2010@yahoo.co.jp まで。
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シャソニ小説
現在執筆中のシャドウ×ソニック(若年化)です。
まだ途中なので、気長にお待ちください!
1月16日 完結
まだ途中なので、気長にお待ちください!
1月16日 完結
あれ、何でオレこんなとこに・・・?
そういえば体が少し痛いな・・・。
・・・!?
『少年と王子様』
「シャドウー!!」
いつもより甲高い声で呼ばれ、焦って振り返る。
しかし、何故か視界には愛らしい耳と針が見えるだけだ。
「ここだっつーの!」
「痛っ、・・・!?」
顎を殴られ、とっさに下を向いた。
そこにいたのは、少しだけ小さくなったソニック。
「ったく、何で気づかねえんだよ・・・」
いつもなら、同じ目線なのに。
紛れもないソニックなのだが、身長が違うだけでここまでも違うものか。
一瞬、ソニックとは分からなかったから。
「・・・誰だ、貴様」
半分冗談のつもりで言ってみたが、ムスッと頬を膨らませる。
可愛いな、と思ってしまう自分が嫌らしかった。
「オレだっつーの!ソニック、ソニック・ザ・ヘッジホッグ!」
少々高い声で叫ぶように叫ばれ、思わず笑ってしまった。
飛び掛り、拳を腹へ食らわせようとするが寸前で止められて
またムスッ、と頬を膨らませた。
「ん~・・・何か、なぁ・・・」
「・・・どうした?」
「ほら、オレがこうなった理由だよ」
「僕が知った事ではない」
冷たく流されたソニックは、怒りに任せてもう1度拳を
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
「・・・ほら、これ飲め」
ぼすん、と思いっきり腰掛ると埃が舞う。
何故こうなってしまったのは分からない。
いや、最悪放っておく事も可能だ。
しかし、何故か放っておけなかった。
あまりにも、背中が寂しそうだったから。
「シャドウ?」
「あ、いや・・・何でもない」
顔を覗きこまれ、慌てて冷静を取り繕う。
「ふ~ん、まあいいけどさ」
楽しそうにソファと戯れるソニックを一発殴る。
「っつ~・・・!」
「少しは大人しくしないか・・・ここは僕の部屋だぞ?」
「いいじゃん別にー!」
きゃっきゃっ、と跳ねる姿を見て呆れてしまった。
こんなに子供っぽかったか、と首をかしげるほどに。
本当に、何故こうなってしまったのか分からない。
成長と正反対の事を行っているから。
もう、あのころのソニックには戻らないんじゃないか。
そんな事を考えると妙に寂しくなってしまった。
いや、寂しいというか・・・辛かった。
もう抱けない。
2度と、あの体を。
何処へ誘った。
僕のソニックー。
「・・・シャドウ?」
心配そうな声でシャドウの耳を刺激する。
「・・・何だ」
ぎゅう、と握られる手。
暖かい、心から素直に思えた。
「オレさ、絶対戻るから・・・待ってて」
心でも見透かされたか、と思うぐらい的確すぎる言葉が降ってきた。
本当に、シャドウの事ならソニックにとってお見通しなのかもしれないが。
「・・・君はっ、・・・」
小さな体を思いっきり抱きしめた。
少しだけ小さくなった体、軽くなった体重、短くなった針。
「僕も手伝う、大丈夫だ・・・君は一人じゃない」
「へへっ、・・・thank you」
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
あれから直ぐにシャドウはGUNや国家機関へ連絡を入れてくれた。
スーパーヒーローの事だ、絶対的に手伝わせる自信があったから。
それに1人で活動するにも限界というものが存在する。
「シャドウ、どうだった?」
「一応、承諾はもらった。君の事だからな・・・流石、と言ったところか」
「what?」
頭にクエスチョンマークを浮かべるソニック。
まさか自分のやりたい事が、世界を救う事になってるとは結びつかないだろう。
本当に好きな事なら、なおさらだ。
「ま、いいや・・・それよりオレ腹減ったんだよ~・・・」
「そこら辺にあるもの、勝手に食べればいい」
PCに向かっているシャドウに突如あたる、温もり。
「シャドウ・・・シャドウ、作って?」
「断る、と言ったら?」
「泣いてやるよ、目の前で」
「・・・君は仕方ないな、本当に」
重い腰を上げてキッチンに向かうと、ソニックはおおはしゃぎだ。
冷蔵庫の中を見てみると、奇跡的にホットドッグぐらい作れる食材はあった。
本当に簡易的にしか作れないが、それでもソニックは喜んでくれる。
ふいに、頭の中をよぎった彼の笑顔を眼で見て
シャドウはせっせと調理するのだったー。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
「っは、ごちそーさまっ!」
「・・・どうだ、お腹膨れたか?」
「ああ!サンキュな!」
小腹が埋まる程度に作ったが、小さくなった彼にとっては
丁度よかったのだろう。
ゴロン、と膝の上に寝転がってくる。
「君は・・・ったく」
「んあ?いいじゃねーかよ・・・眠いんだよっ・・・」
返答する間に、深い眠りについてしまっていた。
心なしか、体重が重くなっているようにも感じる。
「・・・」
沈黙の中、聞こえてくる愛らしい寝息。
「仕方ないな・・・」
ベッドへと運び、布団の中へ体を吸い込ませてやる。
干したばっかだからか、日の暖かさが残っていた。
「・・・君は・・・」
ゆっくりと頭を撫でてやると、ニコ、と笑顔になった。
本当は起きてるんじゃないか、と思い手を握るが起きない。
ただの幻覚だったのかもしれない、と考える。
「・・・おやすみ、ソニック」
ぽんぽん、と柔らかなお腹を撫でながらシャドウも眠りについた。
~end~
☆あとがき
・・・第一に、ほのぼの難しい!
だって表現とかすっごい難しいんですもの!
何でこんなに難しいんだろうなー・・・ほのぼの。
適当なとこでくぎってしまいました、本当にすいません;
R18が1番書きやすい・・・。
さて、次は何を書こうか検討中です。
もしよろしければ、リクエストも受け付けちゃうかも・・・!
そういえば体が少し痛いな・・・。
・・・!?
『少年と王子様』
「シャドウー!!」
いつもより甲高い声で呼ばれ、焦って振り返る。
しかし、何故か視界には愛らしい耳と針が見えるだけだ。
「ここだっつーの!」
「痛っ、・・・!?」
顎を殴られ、とっさに下を向いた。
そこにいたのは、少しだけ小さくなったソニック。
「ったく、何で気づかねえんだよ・・・」
いつもなら、同じ目線なのに。
紛れもないソニックなのだが、身長が違うだけでここまでも違うものか。
一瞬、ソニックとは分からなかったから。
「・・・誰だ、貴様」
半分冗談のつもりで言ってみたが、ムスッと頬を膨らませる。
可愛いな、と思ってしまう自分が嫌らしかった。
「オレだっつーの!ソニック、ソニック・ザ・ヘッジホッグ!」
少々高い声で叫ぶように叫ばれ、思わず笑ってしまった。
飛び掛り、拳を腹へ食らわせようとするが寸前で止められて
またムスッ、と頬を膨らませた。
「ん~・・・何か、なぁ・・・」
「・・・どうした?」
「ほら、オレがこうなった理由だよ」
「僕が知った事ではない」
冷たく流されたソニックは、怒りに任せてもう1度拳を
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
「・・・ほら、これ飲め」
ぼすん、と思いっきり腰掛ると埃が舞う。
何故こうなってしまったのは分からない。
いや、最悪放っておく事も可能だ。
しかし、何故か放っておけなかった。
あまりにも、背中が寂しそうだったから。
「シャドウ?」
「あ、いや・・・何でもない」
顔を覗きこまれ、慌てて冷静を取り繕う。
「ふ~ん、まあいいけどさ」
楽しそうにソファと戯れるソニックを一発殴る。
「っつ~・・・!」
「少しは大人しくしないか・・・ここは僕の部屋だぞ?」
「いいじゃん別にー!」
きゃっきゃっ、と跳ねる姿を見て呆れてしまった。
こんなに子供っぽかったか、と首をかしげるほどに。
本当に、何故こうなってしまったのか分からない。
成長と正反対の事を行っているから。
もう、あのころのソニックには戻らないんじゃないか。
そんな事を考えると妙に寂しくなってしまった。
いや、寂しいというか・・・辛かった。
もう抱けない。
2度と、あの体を。
何処へ誘った。
僕のソニックー。
「・・・シャドウ?」
心配そうな声でシャドウの耳を刺激する。
「・・・何だ」
ぎゅう、と握られる手。
暖かい、心から素直に思えた。
「オレさ、絶対戻るから・・・待ってて」
心でも見透かされたか、と思うぐらい的確すぎる言葉が降ってきた。
本当に、シャドウの事ならソニックにとってお見通しなのかもしれないが。
「・・・君はっ、・・・」
小さな体を思いっきり抱きしめた。
少しだけ小さくなった体、軽くなった体重、短くなった針。
「僕も手伝う、大丈夫だ・・・君は一人じゃない」
「へへっ、・・・thank you」
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
あれから直ぐにシャドウはGUNや国家機関へ連絡を入れてくれた。
スーパーヒーローの事だ、絶対的に手伝わせる自信があったから。
それに1人で活動するにも限界というものが存在する。
「シャドウ、どうだった?」
「一応、承諾はもらった。君の事だからな・・・流石、と言ったところか」
「what?」
頭にクエスチョンマークを浮かべるソニック。
まさか自分のやりたい事が、世界を救う事になってるとは結びつかないだろう。
本当に好きな事なら、なおさらだ。
「ま、いいや・・・それよりオレ腹減ったんだよ~・・・」
「そこら辺にあるもの、勝手に食べればいい」
PCに向かっているシャドウに突如あたる、温もり。
「シャドウ・・・シャドウ、作って?」
「断る、と言ったら?」
「泣いてやるよ、目の前で」
「・・・君は仕方ないな、本当に」
重い腰を上げてキッチンに向かうと、ソニックはおおはしゃぎだ。
冷蔵庫の中を見てみると、奇跡的にホットドッグぐらい作れる食材はあった。
本当に簡易的にしか作れないが、それでもソニックは喜んでくれる。
ふいに、頭の中をよぎった彼の笑顔を眼で見て
シャドウはせっせと調理するのだったー。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
「っは、ごちそーさまっ!」
「・・・どうだ、お腹膨れたか?」
「ああ!サンキュな!」
小腹が埋まる程度に作ったが、小さくなった彼にとっては
丁度よかったのだろう。
ゴロン、と膝の上に寝転がってくる。
「君は・・・ったく」
「んあ?いいじゃねーかよ・・・眠いんだよっ・・・」
返答する間に、深い眠りについてしまっていた。
心なしか、体重が重くなっているようにも感じる。
「・・・」
沈黙の中、聞こえてくる愛らしい寝息。
「仕方ないな・・・」
ベッドへと運び、布団の中へ体を吸い込ませてやる。
干したばっかだからか、日の暖かさが残っていた。
「・・・君は・・・」
ゆっくりと頭を撫でてやると、ニコ、と笑顔になった。
本当は起きてるんじゃないか、と思い手を握るが起きない。
ただの幻覚だったのかもしれない、と考える。
「・・・おやすみ、ソニック」
ぽんぽん、と柔らかなお腹を撫でながらシャドウも眠りについた。
~end~
☆あとがき
・・・第一に、ほのぼの難しい!
だって表現とかすっごい難しいんですもの!
何でこんなに難しいんだろうなー・・・ほのぼの。
適当なとこでくぎってしまいました、本当にすいません;
R18が1番書きやすい・・・。
さて、次は何を書こうか検討中です。
もしよろしければ、リクエストも受け付けちゃうかも・・・!
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