ソニックを中心に小説を書いています。R18も掲載するので、注意を。※当サイトはリンクフリーです。何かあった場合は sonadow2010@yahoo.co.jp まで。
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シャソニシャ小説
今回、シリーズもの(といっても3話ですが)
挑戦したいと思います!
切ない系に仕上げれたらいいな・・・v
☆2月7日 第1話 完結
挑戦したいと思います!
切ない系に仕上げれたらいいな・・・v
☆2月7日 第1話 完結
勇気だして、告白したのに
返ってきた言葉は冷たいものだった。
「3日間だけだ、3日間が終わったら君とは昔の関係になろう」
その時間がオレを苦しめるんだって、シャドウは知ってるのかなー・・・。
『その時が来るまで 第一話 矛盾と言動と行動』
「シャドウー!」
第一声とともに、元気よく手を振ってくるソニック。
「落ち着かないか、君は・・・ここは公共の場だぞ」
「何だよ、せっかく会いに来たのにさ!」
そっぽを向いて、拗ねてみると頭をぽん、と軽く叩かれた。
『この時間ぐらいしかないが・・・本当にいいのか?』
『ああ、だってオレ・・・、いやなんでもない!』
実際に会うまで、約1ヶ月の間この会話の繰り返し。
2人は、結びついて間もない恋人同士だったが、
仕事の関係やらなんやらで、シャドウは遠い国まで行ってしまった。
本来なら、走ればすぐ会えるのだろうが
相手の都合、というものもある。
電話で相手の様子を伺ったり、最近使い始めた携帯でメールしたりして
体を気遣ってるつもりになっていたソニックは等々我慢の限界だった。
会いたかった、ただ一心不乱に。
「ったく、君は変わりないな・・・本当に」
「へへっ、そっちこそ・・・!」
他愛のない話をしながら、ただ街を歩く。
ただこの時間がソニックにとっては幸せだった。
「そうだ、近くに美味しいケーキ屋があるんだ」
「really?」
さすが甘いもの好きなシャドウ、といったとこかと
ソニックは内心、納得する。
「そこで少し買い物をして、ショッピングモール行って食事の用意を・・・」
相変わらず、シャドウらしくしっかりしていた。
計画通りにいかないと納得いかない、そんな性格は初めて会ったときと変わらない。
「ああ・・・!」
ソニックは賛同した、ただ一緒にいる時間が楽しいから。
観光名所とか、美味しいもの、ご当地ものを周るのも悪くないが
今回の目的は、シャドウと一緒に過ごす時間が欲しかったからだ。
そんなこと、本人の前で言えるわけもなく1人で顔を赤くする。
「どうした・・・?具合でも悪いのか?」
「い、いや・・・別にっ・・・」
顔を覗き込まれ、燃え上がるように熱が集まった。
「(無愛想だけど、こういうとこだけ紳士なんだよな~・・・)」
スタスタと歩いていくシャドウの後ろ姿を見ながら
ソニックもシャドウについて行った。
山勘で動けるような場所ならまだしも、迷路みたいに入り組んでおり
とてもシャドウなしで動けるような場所ではなかったから。
「(シャドウ・・・)」
心の中で何回も呟いた、まるで壊れた玩具のようにー。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
一通り買い物も終わり、家路につく頃には日も沈んでいた。
赤色と黒色のコントラストが綺麗な空を見上げて
シャドウと同じ色だって考えた。
「(オレ、どこまで好きなんだろうな~・・・シャドウの事)」
ふいに、不安になる。
もしかしたら、これは自分の妄想なんじゃないかと。
自分だけ舞い上がって、本当は・・・と。
「どうした?君らしくない・・・」
「あ、いや・・・」
「(どうしたんだ・・・本当に、ソニックらしくない・・・)」
今は我慢だ、と自分を精一杯抑えた。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
がちゃ、と開けられた音と共にシャドウの部屋の匂いがする。
整頓された、綺麗な部屋はソニックとはまた違うスタイルを感じた。
少々遠慮気味にベッドに腰掛けるソニックを
気遣ってか、飲み物を持ってきてくれた。
「喉、渇いただろ?あまりいい物ではないがな」
「さ、サンキュ!」
そう素直じゃないとこがまたシャドウの魅力であり、嫌なとこでもある。
そこに惚れたから、何も言えないのだが。
「・・・」
たまに見せる簡易的な笑顔と、艶やかすぎる体に思わず目を逸らす。
「(・・・オレだけの・・・もの、か・・・)」
大好きだなんて、簡単に言えるわけではなくて。
「シャドウー・・・」
その時間は、突然すぎるぐらいにやってきた。
「シャドウ!」
無理やり、呼んで抱き寄せて。
「好きだ・・・シャドウが」
「・・・すまない、ソニック」
返ってきた言葉は残酷すぎるぐらいに。
胸に五寸釘を打たれるより痛かった。
何でそんな簡単に言えるんだよ、と。
「・・・ははっ、そうだよな・・・ごめん・・・」
「ー・・・」
精一杯、堪えて冷静になりへらっと笑う。
本当は泣きつきたいのに、泣きつけなくて。
「・・・すまない、僕には好きな人がいるんだ」
目の前が真っ暗になるって表現がやっとわかった。
オレが1番だっていえる、1番愛してるって。
でも・・・届かないとわかってしまう絶望感。
「ー・・・シャドウはさ、ドンカンだよなー・・・」
「?何故だ?」
イラッ、と来たのかシャドウは眉間にしわを寄せた。
「オレさー・・・1番すきなんだぜ?そんな言葉・・・」
「っ・・・」
「こんなに好きって言っても、前で泣いても・・・オマエにしか見せない顔が
あっても・・・オレの思いは届かないのかよ・・・」
自分がホモだなんて認めたくなかった。
でも日に日に好きになっていく、止められない自分がいて。
自覚した、オレは
シャドウが好きなんだとー・・・。
「・・・3日間」
「へ?」
言葉がうまく聞こえなくて、また聞き返す。
「3日間だけ・・・恋人でいてやる、それが終わったら友達として・・・
身勝手なのはわかっている、本当にすまないと思っている。
・・・せめてもの罪滅ぼし、だな」
「・・・わかった」
快諾なんて出来るわけがなかった。
でも承諾するしかなかった、それしか選択肢がなかったから。
この道しかないって分かっている。
3日間の代償があまりにも大きいとも知らずに。
~part 1 end~
☆あとがき
さあ、これからどうなるのでしょうか・・・!
しかしなあ、うちが書くとソニックがどうしても乙女になるんだ・・・
仕方ないのか、まあいいか。w
3話構成でグッドとバッドを設けますので楽しみにしていてください!
それでは、ここまで読んでくださりありがとうございました!
返ってきた言葉は冷たいものだった。
「3日間だけだ、3日間が終わったら君とは昔の関係になろう」
その時間がオレを苦しめるんだって、シャドウは知ってるのかなー・・・。
『その時が来るまで 第一話 矛盾と言動と行動』
「シャドウー!」
第一声とともに、元気よく手を振ってくるソニック。
「落ち着かないか、君は・・・ここは公共の場だぞ」
「何だよ、せっかく会いに来たのにさ!」
そっぽを向いて、拗ねてみると頭をぽん、と軽く叩かれた。
『この時間ぐらいしかないが・・・本当にいいのか?』
『ああ、だってオレ・・・、いやなんでもない!』
実際に会うまで、約1ヶ月の間この会話の繰り返し。
2人は、結びついて間もない恋人同士だったが、
仕事の関係やらなんやらで、シャドウは遠い国まで行ってしまった。
本来なら、走ればすぐ会えるのだろうが
相手の都合、というものもある。
電話で相手の様子を伺ったり、最近使い始めた携帯でメールしたりして
体を気遣ってるつもりになっていたソニックは等々我慢の限界だった。
会いたかった、ただ一心不乱に。
「ったく、君は変わりないな・・・本当に」
「へへっ、そっちこそ・・・!」
他愛のない話をしながら、ただ街を歩く。
ただこの時間がソニックにとっては幸せだった。
「そうだ、近くに美味しいケーキ屋があるんだ」
「really?」
さすが甘いもの好きなシャドウ、といったとこかと
ソニックは内心、納得する。
「そこで少し買い物をして、ショッピングモール行って食事の用意を・・・」
相変わらず、シャドウらしくしっかりしていた。
計画通りにいかないと納得いかない、そんな性格は初めて会ったときと変わらない。
「ああ・・・!」
ソニックは賛同した、ただ一緒にいる時間が楽しいから。
観光名所とか、美味しいもの、ご当地ものを周るのも悪くないが
今回の目的は、シャドウと一緒に過ごす時間が欲しかったからだ。
そんなこと、本人の前で言えるわけもなく1人で顔を赤くする。
「どうした・・・?具合でも悪いのか?」
「い、いや・・・別にっ・・・」
顔を覗き込まれ、燃え上がるように熱が集まった。
「(無愛想だけど、こういうとこだけ紳士なんだよな~・・・)」
スタスタと歩いていくシャドウの後ろ姿を見ながら
ソニックもシャドウについて行った。
山勘で動けるような場所ならまだしも、迷路みたいに入り組んでおり
とてもシャドウなしで動けるような場所ではなかったから。
「(シャドウ・・・)」
心の中で何回も呟いた、まるで壊れた玩具のようにー。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
一通り買い物も終わり、家路につく頃には日も沈んでいた。
赤色と黒色のコントラストが綺麗な空を見上げて
シャドウと同じ色だって考えた。
「(オレ、どこまで好きなんだろうな~・・・シャドウの事)」
ふいに、不安になる。
もしかしたら、これは自分の妄想なんじゃないかと。
自分だけ舞い上がって、本当は・・・と。
「どうした?君らしくない・・・」
「あ、いや・・・」
「(どうしたんだ・・・本当に、ソニックらしくない・・・)」
今は我慢だ、と自分を精一杯抑えた。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
がちゃ、と開けられた音と共にシャドウの部屋の匂いがする。
整頓された、綺麗な部屋はソニックとはまた違うスタイルを感じた。
少々遠慮気味にベッドに腰掛けるソニックを
気遣ってか、飲み物を持ってきてくれた。
「喉、渇いただろ?あまりいい物ではないがな」
「さ、サンキュ!」
そう素直じゃないとこがまたシャドウの魅力であり、嫌なとこでもある。
そこに惚れたから、何も言えないのだが。
「・・・」
たまに見せる簡易的な笑顔と、艶やかすぎる体に思わず目を逸らす。
「(・・・オレだけの・・・もの、か・・・)」
大好きだなんて、簡単に言えるわけではなくて。
「シャドウー・・・」
その時間は、突然すぎるぐらいにやってきた。
「シャドウ!」
無理やり、呼んで抱き寄せて。
「好きだ・・・シャドウが」
「・・・すまない、ソニック」
返ってきた言葉は残酷すぎるぐらいに。
胸に五寸釘を打たれるより痛かった。
何でそんな簡単に言えるんだよ、と。
「・・・ははっ、そうだよな・・・ごめん・・・」
「ー・・・」
精一杯、堪えて冷静になりへらっと笑う。
本当は泣きつきたいのに、泣きつけなくて。
「・・・すまない、僕には好きな人がいるんだ」
目の前が真っ暗になるって表現がやっとわかった。
オレが1番だっていえる、1番愛してるって。
でも・・・届かないとわかってしまう絶望感。
「ー・・・シャドウはさ、ドンカンだよなー・・・」
「?何故だ?」
イラッ、と来たのかシャドウは眉間にしわを寄せた。
「オレさー・・・1番すきなんだぜ?そんな言葉・・・」
「っ・・・」
「こんなに好きって言っても、前で泣いても・・・オマエにしか見せない顔が
あっても・・・オレの思いは届かないのかよ・・・」
自分がホモだなんて認めたくなかった。
でも日に日に好きになっていく、止められない自分がいて。
自覚した、オレは
シャドウが好きなんだとー・・・。
「・・・3日間」
「へ?」
言葉がうまく聞こえなくて、また聞き返す。
「3日間だけ・・・恋人でいてやる、それが終わったら友達として・・・
身勝手なのはわかっている、本当にすまないと思っている。
・・・せめてもの罪滅ぼし、だな」
「・・・わかった」
快諾なんて出来るわけがなかった。
でも承諾するしかなかった、それしか選択肢がなかったから。
この道しかないって分かっている。
3日間の代償があまりにも大きいとも知らずに。
~part 1 end~
☆あとがき
さあ、これからどうなるのでしょうか・・・!
しかしなあ、うちが書くとソニックがどうしても乙女になるんだ・・・
仕方ないのか、まあいいか。w
3話構成でグッドとバッドを設けますので楽しみにしていてください!
それでは、ここまで読んでくださりありがとうございました!
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