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ソニックを中心に小説を書いています。R18も掲載するので、注意を。※当サイトはリンクフリーです。何かあった場合は sonadow2010@yahoo.co.jp まで。

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シャソニシャ小説
第2部(2日目)書きはじめたいと思います!
ほんとゆっくり更新でごめんなさい・・・orz

☆3月1日 完結

以下拍手返信↓

・匿名っ子さん
はじめまして、小説読んでくださりありがとうございます!
リクエストですか・・・SMも度合いによりますねw
うちのサイトは基本甘いのとシリアスと切ないのがメインなので><

・クランさん
はじめまして、面白いと言って下さりありがとうございます!
シャドウほんとかっこいいですよね・・・何であんなにかっこいいのだろうか////
次の小説も頑張りますね、ありがとうございました><

微妙な関係のまま、2日目の朝が来てしまった。
もっとくっ付いていたい、一緒にいたいのに。

この時間も明日で終わりかと思うと、泣きたいのに泣けない
もどかしい気分に入り浸った。

『その時が来るまで 第二話 張本人』

「ん~・・・good morning シャドウ・・・」
「遅いぞ、君は・・・何をどうすればこんな時間まで寝れるんだ・・・?」
半開きの眼で時計を見ると、11という数字を短針が指していた。
何故か体がだるく、ベッドから起き上がることが出来なかった。
「・・・シャドウ・・・う~・・・」
「ったく、君のために色々用意をしたのに・・・今すぐ目を覚ませ」
小さなコップに冷えた水を入れてくれる。
それを一気飲みして、気分をリフレッシュさせた。
もっとも、心の中は一行に晴れないままなのだが。
「・・・行くぞ、時間がない」
思い切り腕を引っ張られて、床にこけてしまう。
その時見えた、シャドウの暖かい手。
その優しさが逆に辛いと言うことをシャドウは気づかないだろう、と。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

「wow・・・」
大都会、ミッドランド。
何でも揃い、色んな人が交差する場所。
「来てくれた御礼とでも言おうか、何か買ってやる」
「マジで・・・!いいのか!?」
お揃いのものがほしい、と言いたかったが精一杯j堪える。
「(いつかはオレ・・・シャドウを忘れないといけないんだよなぁ。
オレにできるのかな・・・いやできる、オレなら・・・)」

忘れるということがどれだけ辛い事か。
この幸せ極まりない時間まで忘れろ、ということにもなるから。

「じゃ、じゃあ・・・ブレスレットが欲しい」
「分かった、そうだ・・・ここからそう遠くない場所に
シルバーアクセサリーショップがある。そこでいいか?」
「OK」
へらっ、と笑って手を繋ぎ、2人は歩き出した。
後ろから見たら、恋人同士にしか見えないのに
あと2日で別れるとは、誰も分かりはしなかった。

この時考えもしなかった、自分の軽率すぎる発言が
自分自身を苦しめることを。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

カラン、とドアを開く音と共に2人は店内へ。
大きなものから小さなもの、奇抜なもの、可愛げのあるもの様々だ。
奥へゆっくり入っていく、と。
「お、シャドウじゃん!何してんだよ!」
聞こえてくる、少年の声。
「シ、シルバー・・・」
「お、シルバーじゃん!」

他愛のない会話で終わるか、と思った。
何故なら、ソニックとシルバーは親友だったから。
悪友ともいえるが。
ソニックとシルバーが悪い事をして、シャドウが止める。
この形がデフォルトとないっていたからだ。

「ソニック、オレ・・・シャドウと付き合ってるんだ!」

はは。
ははは。

嘘だろー・・・?
嘘だって言ってほしいなんて、思ったことなかったのに。
目の前にいるオレと変わらないハリネズミに
オレの最愛のー・・・。

奪われた、だなんて。

「あ、ああ・・・そうなんだ」
「・・・」
「でなでな、シャドウってばオレの事本当に心配してくれたり
楽しませようって考えてくれてるんだぜ?
もうオレ、ゾッコンだよな~・・・」

それ以上言わないで。
もう壊れそうだから。

「んでさ、オレ初めてシャドウとシたんだけど・・・
痛かったぜ、痛かったけどシャドウ気遣ってくれてさー・・・!」

オレだって、抱いてもらいたいよ。
ふざけんな、ふざけんな。

「・・・ソニック・・・?」
「・・・はは、ごめん・・・オレ帰るよ・・・」
「・・・!待て、まだ・・・」
「・・・?オレ何かまずいこと言ったか・・・?」
みっともなさ過ぎる、公の場で泣いているだなんて。
だって悔しかったんだもん。

オレが絶対1番愛してるっていえるのにー。

ダッシュで店内を出るソニック。
途中、ドアとかにぶつけたかもしれないが痛みなんてなかった。
きつい寒さの中、音速で走るなんて無謀な事をしてるって自分でも分かってるのに。
止まりたくなかった、止まったらシャドウに追いつかれてしまうから。
「ー・・・何処行こう・・・」
はあ、と白いため息を吐き冷静になる。
思えば、何も持ってきてない。
「まあ、いいやー・・・走って帰るか」
その晩、思いっきり走った。
帰るために、シャドウから逃げるために。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

「・・・ちっ」
「シャドウ・・・どうしたんだよ・・・」
「君は少し黙っててもらえないか」
冷たくはき捨て、携帯でソニックに連絡を取ろうと試みるが応答がない。
何かあった時に助けに行けるように持たせたが全く機能していなくて萎える。
苦虫を噛み潰したような渋い顔をしているのか、
シルバーが珍しくオドオドしていた。
「・・・なあ、シャドウ・・・」
「・・・何だ」
「シャドウとソニックって・・・」

付き合ってるのか?

『ああ、・・・君と付き合う前からずっと、な』

『・・・そんなはずがないだろう、ソニックの勝手な妄想だ。』
~第二話 end~

☆あとがき
ここまで読んでくださりありがとうございます!
なぜこの微妙なところで終わったかというと、何と分岐を始めてしようと考えてます。
最後の『』は選択肢として捕らえてください





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